北九州アート図鑑

Kitakyushu Art Book

【栗原光峯×ColorthymRisa】アート図鑑オープニング動画ウラ話

Writer:kitakyushu

北九州アート図鑑をご覧の皆様こんにちは。

今回はアート図鑑のアーティストである。書道家「栗原光峯」とアートパフォーマーで画家としても活躍している「ColorhythmRisa(カラリズムリサ)」のお二方に、お話を伺いました。
北九州アート図鑑のオープニング動画となった竹林でのパフォーマンスについて撮影当日のこと、編集で公開はしていないが印象的だったシーンのことなど伺っております。

聞き手は北九州アート図鑑の北川ひかりです。ここでは女将と呼ばれています。

二人のアーティストが共演した竹林でのパフォーマンス

まずはこちら。二人の共演となった竹林でのパフォーマンス動画です。

「コロナ禍で訪れた元気がない世界を、変えたい。元気を与えたい。」という想いの作品・動画です。

舞台となった竹林は北九州市合馬(おうま)にあります。
日本最大の面積を誇る竹林で、北九州市の名所でもあります。

光の差し込みが神々しい雰囲気の中、墨と絵の具が交わる様子が幻想的で見入ってしまいます。

上記の動画は5分30秒程のものですが、今回はこの作品についてお話を伺っております。

【制作ウラ話】北九州アート図鑑オープニング動画座談会

パフォーマンス中に感じたことや、作品に対する想いなど語っていただいてます。

一部座談会の中身をご紹介

①撮影場所の竹林について

創業400年の代々林業をされている 林 東さんの山で撮影をさせていただきました。

アート図鑑メンバーのひとり、フラワーアーティストの山本省吾先生からご紹介いただき、撮影が実現しました。

林さんはとても大切に山を守られていて、竹を間引いて一本一本の竹に太陽の光がそれぞれに当たるようにしてくださっていました。朝日の差し込みがもすごく神秘的できれいな竹林でした。

②竹林の中で創作した作品について

栗原光峯: 最初に強くついた墨の一筆、この一筆に現状への想いを込めました。それを動画では「黒の時代」と表現していただきました。

この一年、多くの方が心に靄(もや)がかかっているような想いを持たれていたと思います。そのような、何か落ち着かない心と言いますでしょうか。そんな心を表現しました。

そこに、リサさんが黄色や緑で幸せな光を描いてくれて、暗い時代に光が射す兆しが見えたんです。

ColorhythmRisa: ありがとうございます。「光差し」のところですね。このとき使った色は白と深緑と黄色です。

この竹林にある青竹と黄金竹をイメージして深緑と黄色を使いました。また白を使うことで射し込む光と奥行きを表現するイメージで描きました。

女将(北川):なるほど、そこが対になっているんですね。そうやって「いのちが再び躍動し始めた」んですね。

③世代を超えていくということ

女将(北川):そのあとに、「つなぎゆく 思い」という言葉がでてきますが、おふたりはどう思われましたか。

栗原光峯: この動画の中で2人が手を合わせるシーンがあるんですが、書家とパフォーマーという所作の異なるアーティストが描いていく中で、「縦の美しさ」を2人で感じていました。

その美しさを届けたいという共通の想いで出てきた動きじゃないかなと感じています。

ColorhythmRisa: このシーンは「風」がテーマという一面があって、その「風」の表現の中で光峯先生のお着物に青と緑の色を入れたんです。

ただ色を入れる動作だと気持ちが入らないので、何かアクションを挟みたいなと感じていたら自然と手を合わせていました。

女将(北川):なるほど。その瞬間に私は、「繋ぐ」ということが表現できたんじゃないかなと思いました。

④光に包まれる空間

女将(北川):「舞人は 光を纏う」という言葉もありましたね。

女将(北川):絵の中の天女も舞人ですよね。いわば3人が光に包まれたんですね。

栗原光峯: なるほど、あの空間が光で包まれたんですね。

女将(北川):あわいですね。

栗原光峯: そうですね。前の動画の記事も同じテーマだったんですけど、あわいをおもいで包むことができたのかもしれませんね。

ColorhythmRisa:なるほど。そうかもですね。

⑤立体的な空間

栗原光峯: 出来上がった絵を見ると、黒い箇所と鮮やかな箇所が引き立てあっていて、とても立体的に見えますよね。光と影が両方含まれているように感じますね。人生には、悪いところも良いところもあるというような。

すべて引き受けて生きるといいますか。

女将(北川):立体感、マイナス要素も込みで。

栗原光峯: そうですね。その通りだと感じています。

ColorhythmRisa:私も、おふたりの話を聴きながら、改めて自分と向き合えた気がします。

栗原光峯: 私も今回のプロジェクトを通して、リサさんという私になかった色を感じることができて嬉しかったです。

ColorhythmRisa:もったいない言葉です。

女将(北川):私たちの、愛で包まれた感覚が皆さんに伝わると嬉しいですね。

栗原光峯: 各シーンに言葉をつけてくれた住田さんにも、感謝を申し上げます。

【ロングVer】アート図鑑オープニング動画

最後にノーカット版のパフォーマンス動画をご御覧ください。

お二方のメッセージを受けた後に改めて見ると、受け取るものが変化することもあるでしょう。それが面白いです。